Haoちゃんのひとり言

2016/4/18

マイナス金利時代の前払いによる集客について

このところのマイナス金利政策、円高や株安で企業年金の利回りが厳しい状況となっている。今後決算発表時に、年金の積み立て不足や穴埋めの為の年金債務について見通しを発表しなければならない企業が数多く見られるのではないだろうか?
参考記事:日本経済新聞

そんな金利政策の中、集客に結び付けるために努力をしているのが、ハウス型の電子マネーや友の会等の積み立てだ。4/5の日経新聞にもHISがお得な旅をしていただくための施策を発表した。
参考記事:日本経済新聞
参考:株式会社エイチ・アイ・エスHP

企業の販促費用を利回りに見立ててお客様から前払をしてもらい、将来の売上を確保するという手法だ。株価が下がり、預金金利が下がれば、当然ぜいたくな事からお財布の紐が固くなる。そうなる前に先手を打って集客を行うということだ。1人あたりの獲得単価以下のコスト=利回りにできれば効果がある。

当社のクライアント企業、特にスーパーマーケット各社では、偶数月の15日の年金受給日にチャージアップキャンペーンを行っている。チャージ額に応じて、通常時よりも何パーセントかのお得が付与されることから、当然、その3日間ぐらいはチャージが集中する。しかも、他店舗で安売りがあっても浮気されることなく、再来店に繋げられている。

企業年金の利回りの一部を、販促金でカバーできる仕組みを作ってしまって現物支給にできれば、年金受給者の満足度を下げず済むのではないだろうか?販促金を供出する企業の法人税を下げて協力を促せば、業界全体に波及すると考える。政府が希望する「お金を使う=投資をして集客する」ことを促すことにもなる。

もっと、大きな視点でみると、投資先や貸出先に困っている地方銀行等は、いまこそ歴史的にも低価格で、品質劣化が少なく、日本が必要とする資源の購入をしておくのが良いと思う。金利負担がないということは、そのような「ダイナミックな投資=前払い」ができるという機会があるということだ。

私は、商社で銅の先物取引を担当していたことがあったので、国レベルでの機会創出について考えてみた。昨今、資源会社や鉱山会社へ投資した三井物産、三菱商事は、減損で2社とも赤字を計上する話となっているが、今こそエネルギー資源がない我々は史上まれに見る投資の機会を得ていると考えた方が良い。

国レベルがエネルギーなら、個人レベルなら日々の食費だろう。そんな思考にもっていけるように仕組み化できたらと思う。

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