Haoちゃんのひとり言

2015/08/21

成長するベトナム訪問

TPPに加盟すれば輸入関税が下がり、原料調達が容易になることから多くの海外企業が押し寄せ、一気に成長することが想像できる-そんな成長著しいベトナムを訪問してきました。

1.マーケティング手法の変化
3年ぐらいまでは、「Aという商品を購入すれば、Bというおまけがついてくる」というような販促手段が主だった市場が、今は徐々にポイントやクーポンに変わりつつあるようです。

国の成長や成熟にともない、人々の生活が安定感を増し、今すぐお得にならなければ買わないというスタイルから、ポイントやクーポンのように未来の購買に対するお得を期待できるようになってきているようです。

メーカー側も、以前は仕入量が多くなると、それに対する販促物を流通側に提供していたようですが、今では販売量に対する販促・インセンティブを提供するようになってきているとのことです。

2.ポイントカード・個人情報の店頭での取り扱い
coopや新設のスーパー、量販店等でもポイントカードを散見することができました。しかし、多くの流通は経済成長に任せて価格競争力を武器に販促している傾向が強く、ポイントカードはこれからという感じでした。

coopでは、自分のケータイ電話番号を店頭の端末に入れるとバーコードが印刷されたレシートが顧客に提供され、カード代わりになるシステムがありました。お客様にとって非常にやさしい機能だったのですが、電話番号入力で名前の候補がでてきてしまうという個人情報の扱いには驚きでした。

また、量販店でポイントカードを作成する際、国民番号(日本でいうマイナンバー)を店員に伝え、ポイントカードを作るというのがベトナムでは普通のことでした。名前も印字されたポイントカードが2分程度で作成されるサービスは正直驚きでした。個人情報の利用方法をみても、その価値がまだまだ低いのだと思います。

3.Wifiネットワークの普及
ホーチミン市内の3Gの普及率は、10%程度とまだまだ音声やSMS中心の市場です。給与の数か月分に相当するスマートフォンは飛ぶように売れており、若者は割賦払いで手に入れているようです。3Gネットワークの普及が遅い為、ありとあらゆる場所にフリーのWifiが提供されていました。コンビニはもちろん、フードコートや飲食店等ではどこもフリーWifiが提供されている状況です。

このフリーWifiを使った色々な流通向けサービスの展開を当社としても考えていきたいと現地を訪問して感じています。

ちなみに、代表的なベトナム料理「フォー」の価格も、ここ5年で約3倍にもなっていました。経済の成長に伴い、価格も上昇していますね。

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