Haoちゃんのひとり言

2013/09/27

電子マネーにおける潮目(2)

前回のコラムでは、電子マネーの普及にともない「お得な電子マネー」が求められたことを述べた。そして、Edyはこの流れにうまく乗れなかったのではないか?ということを。
前回の記事→ コチラ

しかし、それだけでも、実はうまく行かない。
Edyのとった戦略は、多くのクレジットカードへの同居。これが、Edyという名称の認知不足に繋がったのではないだろうか?

2013年1月23日の日経の記事
http://www.shopbiz.jp/nf/news/119102.html

6割を超える人が電子マネーを所有しており、24.5%の人がWAONを所有していると答えている。「これは、本当だろうか?」発行枚数をみると、EdyがダントツでWAONの約2倍をしめているはずなのに、である。

そして、ブランド認知という点も非常にカードの券面は重要だ。
みなさんは、Tカードを見てどこのカードを想像するだろうか?nanacoの場合は?pontaの場合は?

おそらく、答えはTカードなら「ツタヤ」、nanacoなら「セブンイレブン」、pontaなら「ローソン」ではないだろうか?

全国に約1万店舗を展開する「ファミリーマート」や全国に1000店舗以上ある「ドトールコーヒー」をTカードから連想する方は少数であろう。

Edyの場合、「Tカード=ツタヤ」のように「Edy=〇〇」という認識が浸透しておらず、自身が所有していても、その認識に欠けるのではないかと思われる。

上記の1000人サーチの記事では、「持っている電子マネーは何?」と質問が投げかけられている。しかし回答者は、「利用している電子マネーは何?」という質問へと読み替えて回答してしまっているように捉えられる。

使える加盟店が多いだけではダメ、枚数が多いだけでもダメ。顧客の意識の中に入り込む戦略が、成長期の電子マネーには不可欠なのだ(続く)

Page top